院内設備について
施設のご案内
1階:診察室(1診および2診)、血液検査および尿検査室、エコー室
2階:点滴室、レントゲン室、胃カメラ室、エコー室
3階:点滴室
血球・生化学迅速測定器
白血球、赤血球などの他に、肝機能や腎機能、電解質、血糖値、HbA1c、そして炎症反応(CRP)など
10~20分で迅速に測定できます。
たとえば、急性の感染症、肝臓や腎臓の機能障害などを疑う場合の診断に有効です。
貧血や糖尿病のお薬の効果を判定する際、従来の血液検査ですと結果が出るまでに1週間ほどお待ちいただき、再度来院していただく必要がありましたが、この測定器を用いますとその場で結果が出ますので大変便利です。
ただし、腫瘍マーカーや特殊なホルモンの値などは測定できませんので、従来通り1~2週間お待ちいただいております。ご了承ください。
超音波(頸部、甲状腺、心臓、腹部)
検査部位にゼリーを塗布し、超音波によって内臓を検査します。痛みが全くありません。
当院では、超音波検査技師による専門的な検査が可能です。水曜日の午前中に検査を行っています。
検査の詳細はトップページをご参照ください。
ABI検査・PWV検査(動脈硬化検査)
■ABI検査(足関節上腕血圧比)は、足と上腕の血圧を測定し、その比率を計算したものです。
横になって検査した場合、通常ですと足の血圧の方がやや高い値を示しますが、動脈硬化がある場合、その部分の血圧が低下することから、動脈硬化の程度がわかります。
■PWV検査(脈波伝播速度)は、心臓の鼓動(脈波)が動脈を通じて手や足まで届く速度を計測します。動脈硬化があって、動脈の壁が厚くなったり、固くなったりすると、弾力性がなくなりますので、脈波が伝わる速度が速くなります。
いずれも横になっていただくだけで、5分程度で計測できます。
胃カメラ(上部消化管内視鏡)・・・要予約
食道、胃、十二指腸を検査します。
バリウムを用いる透視検査と違って、直接食道や胃の状態を見ることができるので、最近はこの検査を希望される方が増えています。この検査でポリープや胃潰瘍などの病変があれば、そこから組織を採取して詳しい検査をします(病理検査)。カメラは直径わずか5mmの最新の機器(超細径スコープ)を使用していますので、従来に比べさらに安全に、そして楽に検査を受けていただくことが可能です。
なお、静脈麻酔下での検査も行っていますので、ご希望の方は検査ご予約時にお伝えください。
胃透視、注腸造影・・・要予約
当院では、不定期(主に土曜日)に胃および腸の透視検査を行っています(専門の技師による検査です)。
バリウムを用います。この検査は、前処置と絶食が必要です。
詳細は、検査をお申し込み頂く際にお伝えいたします。
なお、胃透視で異常所見があった場合は胃カメラを、注腸造影で異常所見があった場合は大腸ファイバーの検査を受けていただきます。胃カメラは当院で実施可能ですが、大腸ファイバーは他院(高齢者の場合は2泊入院)での予約となりますので、ご了承ください。
理学療法
令和3年9月、スタッフの退職により理学療法室は閉鎖いたしました。悪しからずご了承ください。