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クラシック

2021.10.12

今日は音楽の話を(3)~伝説のチェリスト~

前回はリン・ハレルというチェリストをご紹介しましたので
同じ楽器繋がりで
伝説のチェリストといわれたジャクリーヌ・デュ・プレをご紹介します。

4歳でチェロを始め
10歳で国際的なコンクールに入賞
16歳でデビュー、世界的に認められる
21歳で国際的指揮者&ピアニストのダニエル・バレンボイムと結婚
しかし26歳のときに不治の病が発覚し、28歳で引退
42歳で死去

という、なんとも悲劇的な運命のチェリストですが
私がこの人を知ったきっかけは音楽ではなく
この人の名前がついたバラに出会ったことなのです。

白いふわふわの花びらと印象的な花芯
そして素晴らしい香り!
こんなバラの名前になるなんて
いったいどんな女性なのだろうと興味津々でCDを買って聴いてみました。
たしかサン・サーンスの「白鳥」だったと思いますが・・・
繊細なとても女性的なバラのイメージとは違って
かなり男性的な太い音にびっくりした・・・という記憶があります。

イメージとかなりかけ離れていたため
しばらく彼女のCDは聴かなかったのですが
最近、自分がチェロやバイオリンなどの伴奏をするようになってから
改めて色々なプロの演奏を聴いてみて
やはり彼女は天才なんだ・・・と実感する今日この頃です。

さて・・・
写真はバラのジャクリーヌ・デュ・プレ。

夢見るような花姿ですが
普通の方々がイメージする「バラ」とはかなり違うのかな と思ったりします。

そしてそして
このバラの姿から、どんなチェロの音を想像されたでしょうか。

こちら(👈クリック)に私の好きなブラームスの「チェロ・ソナタ」という曲をのせておきますね。
ピアノ伴奏はご主人のバレンボイムです。
ほんのさわりだけ、3分ほどです。

けっこう、太い音・・でしょ?

これ以外にも、彼女が演奏している動画がたくさん残っています。
音だけ聴くよりも、実際に演奏している姿をご覧になった方が
絶対に彼女を好きになると思います。
興味があればYouTubeで検索してみてくださいね。



2021.09.22

今日は音楽の話を(2)~ヴォカリーズ~

コロナ関連の記事続きでしたので、ちょっと休憩を。

前回、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」
というかなり長めの曲をご紹介しましたが
何人かの患者様に「聴いてみましたよ」と言っていただきました。

今回は、同じ作曲家の「ヴォカリーズ」という曲です。
ヴォカリーズとは、歌詞がなく母音だけで歌う方法と辞書には書いていますが
イメージ的には、歌手が発声練習のときに「ドレミファソファミレド」を「あああああああああ」と
歌っている感じ でしょうか。
ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は、この方法で歌うことを指示した声楽作品 ということになります。

といっても、実際のこの曲は声楽曲として聴くことはほとんどなく(私だけかもしれませんが・・・)
弦楽器(ヴァイオリンとかチェロ)や管楽器(フルートなど)が主旋律、ピアノが伴奏
というパターンで聴くことが最も多いのではないかと思います。

さて、私がこの曲を自分で弾きたいと思ったのは、もう20年くらい前でしょうか・・・
リン・ハレル(チェロ)とウラジミール・アシュケナージ(ピアノ)の演奏を聴いたとき。
まず出だしのチェロの温かい音に感動し
そして曲の最後、チェロとピアノが終止に向かって一瞬の高揚をみせる場面では
ポロポロと涙がこぼれました。
予想外のことに自分でも驚きました。
こんな演奏ができたらいいなぁと思いながら・・・もう20年かぁ・・・(溜息)

ヴォカリーズは大変人気の曲ですので
様々な楽器バージョンに、いろいろな人が編曲しています。
わざわざCDを買わなくても、今はYouTubeという便利なツールがあります。
どの人の演奏が、どの楽器が・・・など、いろいろと聴き比べされてみると面白いと思います。

私の好きなリン・ハレル&アシュケナージの演奏もYouTubeでお聴きいただけます。
こちら(👈クリック)からどうぞ♪

******

そうそう昨年、ピアノ独奏の楽譜を見つけました。
アール・ワイルドという人が編曲していますが、これがまた超絶難しい!
でもすごく華があって、なにより、独りでこの曲を演奏できちゃうところが素敵すぎ・・笑
暇をみつけてぼちぼちと練習しています。
いつか医院のミニコンサートが復活したら、皆様の前で披露できたらいいな~と思っています。

2021.08.14

今日は音楽の話を(1)~パガニーニの主題による狂詩曲~

お盆の期間、いかがお過ごしでしょうか。
コロナの勢いが止まらないまま、大雨の被害が各地で起こっています。
年間通して大雨や大雪などの影響があまりないここ堺市でも、雨風による警報や避難勧告が一時出ました。
それに伴い、ワクチンの集団接種&大規模接種が中止になるなど、
どちらを向いても行き詰まり感があるような毎日です。。。

さて、今日はちょっと音楽の話題でも。
先月、CDプレイヤーを新調しました。
学生時代から30年近く使用していたものがダメになり
でも今さらCDなんて聴かないかな・・・と放置していたのですが
本棚にたくさん並ぶCDを見ていて、このままにしておくのはもったいないかなぁ~と思って。
我が家はリビング・ダイニングとキッチンが同じ空間にあるので、リビングの隅っこにおいてます。

(自分の好きな曲が流れていると
面倒くさい食事の後片付けが心穏やかに済ませられて、新調してよかった~~と思っています。)

たくさんのCD と書きましたが
私の好みはものすごく偏っていて
ほぼクラシックで、そのなかでもピアノ曲またはピアノ協奏曲が9割をしめています。
ピアノストはほぼほぼウラジミール・アシュケナージ!
アルゲリッチやホロビッツもいいけれど、
私にとってはアシュケナージが神様であり、師匠(心の中でそう思ってるだけですけど)なのです。
速いフレーズをこれ見よがしにガンガン弾くプロはた~くさんいますが
アシュケナージのは、そこらへんの速弾きとはわけが違うのです。
繊細でキラキラと、まるで光の粒が空から降ってくるようなイメージ。
しかもどんな難曲も、全然難しそうではなくあくまでサラっと。本当に素敵なのです。
(彼のCD聴いて、へぇ簡単そうやん と思ってトライして、撃沈した曲がいくつもあります。。。。涙)

アシュケナージは、数年前に突然現役引退を発表しました。
もうショックでショックで寝込みそうでしたが(笑)、
10月に新しいアルバムを出す(J.S.バッハ:イギリス組曲 他)と、つい先日報道がありました。
病気だろうかと心配していましたが、表舞台を引退しただけだったんだ!と
ものすごくホッとしましたし、まだまだ新しいアルバムを出してくれることを願っています。

さてさて
アシュケナージでお勧めの曲は
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(ロンドン交響楽団  指揮:アンドレ・プレヴィン)
ピアノとオーケストラのちょっと長めの曲ですけど、
途中、キラキラと光の粒が降ってくるような箇所があります。
そしてしばらくたつと、映画やCMで使用されている有名なフレーズが出てきます。
興味のある方は是非♪

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