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新型コロナの治療

2022.01.17

【新型コロナの治療薬】経口薬の処方を開始します

お正月が過ぎて、新型コロナ感染症が再び猛威をふるっています。

さて、新型コロナ感染症の治療として
これまで当院では、対象となる方に「抗体カクテル療法」をお伝えしてまいりましたが
このたび、経口薬も取り扱うことができるようになりました(1/18~)。

お薬の名前は「ラゲブリオ」。
1日2回、5日間服用していただきます。

ただし、処方にはいくつかの条件があります。
当院で新型コロナの検査を受け陽性となった方の中で
年齢や基礎疾患の状況などにより、医師が必要と判断した方のみへの処方となりますので
あらかじめご了承ください。
(18歳未満および妊娠中の方は処方できません)

また普通のお薬と違って、ラゲブリオは国が在庫管理を行います。
医院で保有できる在庫数が決められていますので、場合によっては院外処方となります。
あわせてご了承ください。

なお、本薬剤は新型コロナウィルスに対し100%の効果をもつものではありません。
重症化を予防するためには、ワクチン接種をきちんとしていただくことが大前提です。

現在、3回目のワクチン受付&接種を行っていますが
一度も接種されたことのない方のご予約も承っておりますので、この機会にぜひお申込みください。
(今の状況は、ワクチン接種後の方も感染されていますが感染者の70%以上はワクチン未接種者です)

2021.09.16

抗体カクテル療法

新型コロナ感染症の治療のひとつに「抗体カクテル療法」というものがあります。
これは、「中和抗体薬」といわれるものを使用し、ウィルスの増殖を抑制し、重症化を予防する治療法です。
2種類の抗体を混ぜ合わせているので「カクテル」と、いかにも美味しそうな(?)名前がついています。

さて、この抗体カクテル療法。
これまでは、ごく限られた方への使用となっていましたが
いよいよ明日から「大阪府抗体カクテル外来診療案内センター」が開設されることになりました。
これに伴い、新型コロナ感染症で自宅療養されている方々で、ご希望があれば
この治療を行っている医療機関へご紹介することが可能となります。

具体的な流れは
新型コロナと診断された方でご希望の方に対し、👆センターの連絡先をお伝えします。
⇒ご自身でセンターに連絡いただく
⇒センターが患者様の最寄りの(カクテル療法可能な)医療機関を紹介
⇒ご自身でその医療機関に予約をとっていただく
⇒受診&検査(CTなどの検査が必要になることがあります)
⇒治療開始
となります。

ただし、この治療を受けるには、以下の条件が必要となってまいります。
①重症化リスクを因子を少なくとも1つ持っている
(50歳以上、喫煙、肥満、心血管疾患、慢性肺疾患、糖尿病など)
②酸素投与を必要としない
③発症日から7日以内(治療開始時点)
④発熱などの症状がある

新型コロナ感染症と診断された方で、この治療をご希望の方は診察医にお声かけください。
受診に必要な書類をお渡しします。

これ以外にご質問等ございましたら、診察時にお問合せください。

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