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帯状疱疹ワクチン

2021.11.12

帯状疱疹ワクチンのご案内

最近、テレビCMでよく見かける「帯状疱疹ワクチン」。
お問合せが増えています。

帯状疱疹とは・・・。
水ぼうそうのウィルスが、初めての感染(子供のころ)のあと体内に潜み
年齢を重ねて、何等かの理由で免疫力が低下したときに再び活性化し
神経に沿って炎症を起こし発症するものです。
身体のどちらか一方側に水泡がたくさんできるのが特徴です(部位は様々)。
発症する1週間くらい前から
「身体の中から剣山で刺されるような痛み」
「ズキンズキンと割れるような痛み」に悩まされ
ある日突然ブツブツが出現し(当然痛い!)、治った後も長期間にわたって神経痛を残します。

新型コロナ対策で自宅にこもることが多くなったこの1年間で
帯状疱疹にかかる方が増えているという印象です。


さて、今日はこのワクチンのご案内です。
帯状疱疹ワクチンには
・生ワクチンの「水痘ワクチン」(ビケン)
・不活化ワクチンの「シングリックス」(グラクソ・スミスクライン)
この2種類がありますが、
CMで流れているのは、後者「シングリックス」の方です。

両者の違いを表にしてみましたので、参考になさってください。


我々がいま、お勧めするのは「シングリックス」。
こちらの価格は21,000円(1回)とかなり高めですが
・予防効果が90%以上と高いこと
・持続時間が長いこと(これからの調査でもっと伸びる可能性あり)
・不活化ワクチンですので、免疫低下状態(抗がん剤や免疫抑制剤を使用中の方)も接種可能
これらの3点が大きなポイントとなります。

なお、帯状疱疹予防としてのワクチン接種の適応は50歳以上となります。
当院ではどちらのワクチンも接種可能です。
コロナ禍で免疫低下⇒帯状疱疹を発症
こんな方が増えています。
ワクチンご希望の方は医院までお問合せください。

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