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2023.09.18

newsランナー

9月17日夕方、関西テレビの「newsランナー」で
当院での発熱外来の診療の様子が放映されました。

取材を受けたのは、阪神タイガースが優勝した日の午前中(9月15日)。
取材前日の夜に「お久しぶりです!」とディレクターの方から電話があり(1年前に取材担当してくれた人)
「インフルとコロナの両方が流行っているそうですけど本当ですか?」と聞かれました。
「その通りです」
「じゃぁ明日行かせてください!」
となりました。
本来なら15日の夕方に放送されるはずでしたが
「たぶんタイガース優勝の話題一色になるから、そうなったら日をずらします」とTV局側の配慮があり
数日遅れの17日の放送となりました。

こちら(👈クリック)

「なかなかピークアウトしない新型コロナの第9波真っただ中に
例年にはない速さでインフルエンザの流行が始まっています」
という内容になっています。
関西テレビの公式YouTubeにアップされています。
よろしければご覧ください。

(余談)
最近「5類相当なんだから風邪と一緒。コロナコロナと騒ぎすぎ」という言葉を散見しますが
基礎疾患のない健康な人はそれでいいかもしれません。
しかし小さい子供たち、妊婦の方、高齢者の方々など
ちょっとした感染が重大な合併症を引き起こす可能性のある人たちを守らねばならない ということを
今一度ご認識いただきたいと考えています。
「陽性って出たら旅行に行けないから検査は受けない」
「陽性って出たら試合に出られないから検査は受けない」
という方々。
では、その団体の中に「実は感染している」って人がこそっと混じっていたら
ご自身たちは平気なのかしら‥と思ってしまいます。

感染防止対策は手洗いや消毒、マスクなど簡単なことばかりです。
マスクはかなり鬱陶しいけど・・・引き続きしっかりとお願いしたいと思っています。
また、我々に限らず発熱外来をやっている医療機関はみな「地域の方々のため」という一心で取り組んでおります。
医師だけでなく一緒に働くスタッフたちも然り。
みな、自身が感染するかもしれないというリスクと隣り合わせで必死で取り組んでいます。

我々医療従事者の思いを少しでもご理解いただければ幸いです。

2023.09.01

9月の診療などのお知らせ

【診療時間】
午前診9:00~13:00  1診:藤田環 2診:藤田聖子
午後診17:30~19:30  1診:藤田環  2診:藤田聖子
(これまでと変更ありませんが、受付は30分前に終了します。)

★3月から木曜日全日休診となりました。お間違いのなきようお願いします

【発熱外来】
受診前に必ずお電話ください。

【胃カメラ】
9日(土)    30日(土)
(胃カメラご希望の方が多く、令和5年10月までの枠は締め切りました。
お急ぎでない方は令和5年11月以降のご案内となりますのでご了承ください。)

【胃透視、注腸】
未定

【超音波検査】
超音波技師による検査枠です。
検査可能な部位は①腹部②頸部(頸動脈、甲状腺)③乳腺④下肢血管です。
毎週水曜日9:00~12:00、お1人30分程度となります。

2023.08.27

【マイナ保険証】運用開始9/1~

オンライン資格確認(マイナ保険証)の義務化に伴い
当院でも9月1日より運用を開始いたします。

これによりマイナンバーカードを健康保険証としてご利用いただけるようになります。
(ただし、その登録がお済の方のみのご利用となります。)

当院で初めてマイナ保険証をご利用の際は、
ご本人の情報と合致するかどうかの確認をさせていただく必要がございますため
大変お手数ですが健康保険証の原本をご持参ください。
乳幼児・母子・障害・難病・限度額などの各種医療証や
生活保護受給の医療券をお持ちの方は、そちらの原本をご持参ください。

暗唱番号忘れやシステムエラーなどの際は、窓口での対応に多少時間がかかることがあるかと思います。
ご容赦ください。

なお、マイナ保険証をお持ちでない方や作成する予定のない方など、
従来の健康保険証でこれまで通り受診可能ですのでご安心ください。

マイナ保険証の申請方法などについては、厚労省のサイト(👈クリック)をご参照ください。

(デジタル庁・広報用ロゴマークより引用)

2023.08.25

【新型コロナ】新しい治療薬「ゾコーバ」

新型コロナ感染症の第9波、まだまだ続いています。

これまで当院では、抗ウイルス薬として「ラゲブリオ」のみの処方としておりましたが
このたび新しく「ゾコーバ」というお薬も取り扱うことになりました。

ラゲブリオは
たとえば、高齢者、抗がん剤など使用中の方、基礎疾患がある方、受診時に息切れなどが強い方など
比較的重症化リスクの高い患者様に使用していました。
ゾコーバはその逆で、重症化リスクの低い方にも使用できます。
つまり、若い方(12歳以上であればOK)や基礎疾患がない方にも使用できます。
(細かい規定はいろいろありますが、そこは省略します)

ではなぜ、これまで取り扱うのをためらっていたかというと
併用禁忌薬が非常に多いなど、取り扱いが比較的難しかったからなのです。
でもつい先日、倭(やまと)先生という新型コロナ診療のスペシャリストのご講演を聴く機会があり
ここで私の疑問は一気に解決してしまい、
なにより、後遺症へ移行するリスクを回避できる可能性が高いという実績がある という内容も
私の心に強く響き(この3年の間、後遺症で苦しむ方をたくさん診ました)
ゾコーバの取り扱いを決断した という経緯です。

******************************************

当院で新型コロナと診断された方で
ご希望の方はラゲブリオはもちろんですがゾコーバの処方、可能です。
ただし、上に記載しましたように併用禁忌薬が非常に多いお薬ですので
基礎疾患がある方は必ずお薬手帳をご持参ください。
また、併用薬がなくても、腎機能に問題のある方への使用はできませんし、
妊婦の方と12歳未満のお子様は使用できません

服用可能かの判断は、診察の上医師が行います。
服用方法や副作用の説明を行い、最後に同意書へのサインをお願いしています。

(「他院でコロナと診断されたからゾコーバ処方して」みたいな)
お電話だけでの処方はできかねます
ので悪しからずご了承ください。

2023.08.13

ドクターズファイル

クリニックや病院の検索サイトのひとつである「ドクターズファイル」。
以前から掲載いただいていましたが、
このたび新たに取材を受け、記事の内容が新しくなりましたのでご紹介させていただきます。

コロナ禍でのワクチン接種や発熱外来など
スタッフとともに無我夢中で診療した3年間のことや
ようやく再開した「健康教室&ミニコンサート」のことなど
文字数に制限のあるなかで、なかなか想いを伝えることができなくて
編集の方々と何度も打ち合わせを重ね、ようやくできあがりました。

そんななか
編集でメインについてくれた若い男性(息子と同い年!)が
なんと音大の出身で、ピアノは当然弾けるし
今はオーケストラに所属して打楽器をやっています・・・ということで
音楽の話で大盛り上がりになり
「医院のコンサートで共演しない?」
「え?いいんですか??ぜひぜひ!!」
という話になり、いつの日か実現するかもしれませんので
どうぞお楽しみに♪

ドクターズファイルの新しくなった記事はこちら(👈クリック)からご覧ください。


2023.07.31

8月の診療などのお知らせ

【夏季休診】
14日(月)および15日(火)休診いたします

【診療時間】
午前診9:00~13:00  1診:藤田環 2診:藤田聖子
午後診17:30~19:30  1診:藤田環  2診:藤田聖子
(これまでと変更ありませんが、受付は30分前に終了します。)

★3月から木曜日全日休診となりました。お間違いのなきようお願いします

【発熱外来】
受診前に必ずお電話ください。

【胃カメラ】
12日(土)
(胃カメラご希望の方が多く、令和5年10月までの枠は締め切りました。
お急ぎでない方は令和5年11月以降のご案内となりますのでご了承ください。)

【胃透視、注腸】
19日(土)

【超音波検査】
超音波技師による検査枠です。
検査可能な部位は①腹部②頸部(頸動脈、甲状腺)③乳腺④下肢血管です。
毎週水曜日9:00~12:00、お1人30分程度となります。

2023.07.28

子宮頸がんワクチンについて(女の子の保護者の方々へ)

子宮頸がんは
その原因のほとんどが性交渉からのヒトパピローマウイルス感染と言われています。
ウイルスに感染しても約90%の人は異常をきたしませんが
ごく一部の人は数年から数十年かけて子宮頸がんになることがあります。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は
このヒトパピローマウイルスに対する免疫を作る目的で接種します。

ヒトパピローマウイルスには200種類以上もの型があり
そのうち少なくとも15種類が、がん(子宮頸がんの他に膣がん、陰茎がんなど)の発生にかかわっています。
そして子宮頸がんの50-70%は16型と18型が原因 ということがわかっています。

これまで日本で認可されているワクチンは
2価(16・18型)「サーバリックス」と4価(1・6・16・18型)「ガータシル」のみでしたが
本年4月から9価(1・6・16・18・31・33・45・52・58型)「シルガード9」が定期接種に追加されました。

・接種回数は3回
・定期接種(無料)の対象者は小学校6年生~高校1年生相当の女性
(ただし、接種当日に堺市に住民登録があることが条件)です。
(対象年齢を過ぎた女性でも任意:自費であれば接種を受けることが可能です。)

すでに1回目または2回目に4価ワクチンを接種してしまった人の3回目については
原則同じ価のワクチンを・・・と言われていますが、ご希望があれば9価ワクチンに変更も可能です。
当院では4価、9価どちらも取り扱っております。
診察時に医師にご相談ください。

接種をご希望の方は、事前にお電話または受診の上、お申し込みください

************************************************

なお、平成25年4月に本ワクチンが定期接種となった直後に
一部報道でワクチンの副反応が大きく取沙汰されたことにより
政府は積極的に接種を勧めることができなくなり、
その直後から令和3年までに対象年齢を迎えた女性たちは接種の機会を逃すという
残念な事態になってしまいました。

その後、(マスコミが大騒ぎした)副反応とワクチンの因果関係が医学的に否定されたことにより
令和3年11月からは積極的に接種を勧奨する方針に転換し、現在に至っている という経緯です。

そして、接種機会を逃した方たちへ公平な接種機会を確保する目的で、
定期接種の特例として「キャッチアップ接種」を実施していますので
平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性でまだの方は接種をご検討いただきたいと思います。
ただし、この方たちが公費で実施できるのは令和7年3月末までとなっています。
(接種スケジュールからは、令和6年9月ごろまでに1回目を完了されることをお勧めします。)


***厚労省2022年3月11日HPVワクチンの係る自治体向け説明会資料「令和4年4月からのHPVワクチンの接種について」より***

子宮頸がんとワクチンについての詳細は、こちら(👈クリック)のサイトに詳しく書いています。
是非ご一読ください。

2023.07.19

熱中症対策!

猛暑続きの毎日です。

このところ、熱中症の症状で受診される方が増えています。
・暑いところで長時間作業(運動、農作業など)していた
・その時は何も感じなかったが、帰宅後から不調が出現しだした
・吐き気、発熱、脱力などの症状なのでコロナだとばかり思って受診した

このような訴えが多いです。
熱中症かどうかは、一目でわかるものではありません。
種々の検査を行った一番最後に
(直前の)環境要因などから「熱中症が最も疑われる」という判断になります。

さて、熱中症についてのおおまかな事をこちらに記載しますので
今後の対応などの参考にしていただければ と思います。

【程度と症状】
・Ⅰ度(軽度)・・・・・・・・立ちくらみ(ふらつき)、こむら返りなど
・Ⅱ度(中等度)・・・・・・・頭痛、吐き気など
・Ⅲ度(熱射病)・・・・・・・意識障害、多臓器不全など

【なりやすい日】
急に暑くなった日(梅雨明け直後など)
・気温はほどほどでも、湿度が非常に高い日
・休暇明け

【なりやすい時間帯】
・作業(運動)開始から2時間程度たったとき

【なりやすい人】
・高血圧や糖尿病、心不全、透析中などの基礎疾患がある人
高齢者(クーラーをかけない人が多いです)
・過去に一度でも熱中症になったことがある人
ふつか酔いの人
・寝不足や残業明け、風邪などで体調不良の人

【予防方法】
普段から暑さになれておく(汗をかくことに慣れましょう)
➡毎日お風呂に5-10分つかって汗をかく または じんわり汗ばむ程度の運動を毎日する
・部屋の冷房の設定温度を少し高めにしておく
作業(運動)前に経口補水液(コップ1杯程度)
作業(運動)の途中にも補給(理想は30分に1回程度)&いったん涼しい場所に退避してクールダウンする
作業(運動)後にも補給
(経口補水液が入手できない場合は、塩飴&お水などで対応。水やお茶だけというのNG

【もしも(近くの人が)なってしまったら】
・涼しいところに移動
・意識があるかどうかの確認!
➡意識があれば経口補水液を少しずつ。意識がなければすぐ救急車!
(意識のない人に無理に経口補水液を飲ませないで!窒息します)
・身体の冷却(首やワキには保冷剤、その他の部位は常温の水を霧吹きなどでかけて団扇や扇風機で仰ぐ)
・いったん症状が落ち着いても、帰宅する前に受診を!
(一晩様子を見よう・・・と帰宅され、お亡くなりになるケースが多々あります。)

【経口補水液の上手な使い方】
普段づかいはポ〇リスエットやア〇エリアスなどで大丈夫ですが、
実際の作業時(スポーツの試合や暑熱環境での業務)やいざというとき(緊急時)は経口補水液を!
経口補水液は「飲む点滴」と言われています。
水分と塩分のバランスが完璧に計算されていますので
体内に有効に取り入れるためには、氷や水で薄めないようにご注意ください。
また、がぶ飲みすると全部おしっこに出てしまいます。
少しずつゆっくりと摂取してください(成人では1日かけて500-1000ml)。

**********************************************

熱中症の予防方法は、難しい事がらは一切ありません。
暑さに普段からなれたり、経口補水液を上手に活用すれば、必ず防ぐことができます。

これからますます気温があがることが予想されます。
元気に夏を乗り切りましょう!

👆にはおおまかな事しか書いていませんが、
熱中症対策の一助としていただければ幸いです。

2023.07.03

発熱の患者様は受診前にお電話をお願いします

発熱の患者様が急増中です。
近隣の小学校や中学校では、学級閉鎖が相次いでいます。
新型コロナ感染症、第9波の到来です。

発熱外来を受診ご希望の方へお願いです。
新型コロナ感染症は5類になってしまいましたが、
発熱の患者様は別室にご案内する都合上、必ずお電話でのご予約をお願いします。

一般診療やワクチン接種などの患者様で混雑しているなか
一度にたくさんの発熱患者様が押し寄せられますと
患者様同士が安全な距離を保てなくなります。

「5類だから普通の風邪と一緒だ」という認識は大きな誤りです。
院内には、高齢者の方や抗がん剤などの治療中の方もいらっしゃいます。
その方たちを守るためにも、発熱の患者様はどうかご配慮をお願いいたします。

診療の状況にもよりますが
ご予約なく突然お越しの方大変申し訳ありませんが
いったんお帰りいただき、こちらが指定した時刻に改めてお越しいただきますのでご了承ください。

2023.07.02

がん検診に関するアンケートご協力のお願い(堺市から)

堺市では、「がん」の早期発見・早期治療を目的に、がん検診など様々な施策を実施しています。
平成30年から始まっているがん検診の自己負担無償化がそのひとつですが、
このたび来年の3月末まで延長されることになりました。

当院でも各種がん検診を実施しています。
自覚症状はないけれど「無料だからとすすめられたからやっただけ」という方の中には
早期がんが見つかり、治療そして根治につながった患者様が何人もいらっしゃますので、
この施策は無期限でやってもらいたいものだと個人的には思っています。

今日は、堺市が行っているがん検診についてのアンケートのお知らせです。
堺市から各医療機関に「市民の皆様に周知してほしい」と連絡がありましたので、
こちらで共有させていただきますね。

ご協力いただける方は⇩のQRコードを読み取ってください。
アンケートの目的や概要は1ページ目をご参照ください。
2ページ目からアンケートが始まりますが、
全部で11問、5分程度で回答できますし
個人情報の入力は一切ありませんのでご安心ください。
(どなたが回答されたかなど、当院には一切わかりませんのでご安心を)

すでに6月から始まっており、7月15日までの期限となっていますが
ご興味のある方は是非!

QRコードが読み取れない方は、こちら(👈クリック)からどうぞ♪

(回答期限が過ぎましたので、QRコードおよびリンクは削除されました・・・7/16追記)

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